私たちは毎日、無数の選択にさらされています。
「どのコンビニに行くか」「どの飲食店に入るか」「ネットで何を買うか」——どれも大したことがないように見えて、実は選ぶたびに脳に負荷がかかっています。
そんな“選択の心理”を理解する上で欠かせないのが、
逆説的選択の法則 と ジャムの法則 の2つ。
どちらも「選択肢の多さが人間にどんな影響を与えるか」を示す法則ですが、
似ているようで明確に役割が違います。
本記事では、この2つの法則の違いをわかりやすくまとめ、
選択に振り回されないためのコツまで解説します。
逆説的選択の法則とは?
選択肢が少ないほうが、満足度が高くなるという心理現象。
選択肢が多いと比較が大変になり、決定した後にこう感じやすくなります。
- 「他の方が良かったんじゃ…?」
- 「もっといいのがあったかも」
- 「やっぱりこっちにしておけばよかった」
つまり、後悔を生みやすいのが逆説的選択の法則です。
逆説的選択の法則の詳細
ジャムの法則とは?
アメリカの心理学者アイエンガーの有名な研究で、
選択肢が多すぎると人は選べなくなるという現象です。
- 24種類のジャムを並べた → 買う人はほとんどいない
- 6種類のジャムを並べた → 購買率が大幅アップ
選択肢が多いほど魅力的に見えるようで、
実際は人は意思決定ができなくなる(停止する)んですね。
ジャムの法則の詳細
2つの法則の違い
法則
逆説的選択の法則
ジャムの法則
何が起こる?
選んだ後に後悔しやすい
選択肢が多すぎて決められない
心理状態
「もっと良いのがあったかも…」
「選べない…やめとこ」
✅ ジャムの法則 → 選べない
✅ 逆説的選択の法則 → 選んでも満足できない
この違いを押さえておくと、生活のいろんな場面で役に立ちます。

ひろ
似てるようで少し違いますね
どんな場面で起きる?
● 逆説的選択の法則
- ネット通販の比較地獄
- 高額商品の選択(車・家電・保険)
- 婚活・転職など重大な選択
→ 選んだ後に悩むタイプのストレス
● ジャムの法則
- スーパーの棚
- メニューが多すぎる飲食店
- サブスクのプラン比較
→ 選ぶ前に疲れてしまうタイプのストレス
選択のストレスを減らすコ
- 選択肢は3~5個に絞る
- 最初に「基準」を決めてから探す
- 「80点で良し」と決める
- 上位候補を2つまで絞ったら即決する
選択肢を減らすだけで、満足度は驚くほど上がります。
まとめ
- ジャムの法則:選択肢が多いと“選べなくなる”
- 逆説的選択の法則:選んだ後“満足できなくなる”
- 選択肢を適度に減らすことで、ストレスも後悔も大幅に減る
現代は「選択肢の時代」です。
だからこそ、この2つの法則を知っておくだけで、
時間も心もかなり軽くなります。

